VRAIN雑記

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オリエント 140話感想【悪巧み-これは意外な展開】

前回に引き続き黒曜の八人サイドのエピソード。
一眞佐は大連鎖も完成し、任務は完了した。
「もう戦う必要は無い。
各々の理想の町で永遠に楽しもう」
と兄弟達に言います。
皆は喜びます。特に五万理と七緒、五万理なんて涙を流し嬉しそうな笑顔。
そしてそれぞれの町の扉へ。
五万理は元々はどこかの武士団のお城のお姫様だった。扉を開けると、大好きな実の兄が五万理を迎えます。二人は涙を流し幸せそうに抱き合います。
七緒も扉の向こうの友達と楽しそうに今日もお芝居を観ます。

一方、静六は扉の中で迎えてくれた医者の仲間達を
全員切り殺してしまいます。
そして静六は刀を自分の黒い心臓に向け自殺をしようとします。
が、藍二郎に止められます。
藍二郎は静六を四郎のいる四番の扉に。
四郎の部屋の中は理想の町もなく空っぽの部屋。
藍二郎は何故死のうとしたのか静六に聞きます。
静六は元々、武士団というものに絶望していたらしく、自分の意思で滅ぼしてやろうと思っていたと。
それももう終わったなら、もうやる事がないと、このまま黒い心臓に狂わされたくないと、死のうとしていました。
そんな静六を再び藍二郎が止めます。
藍二郎は、自分も四郎も狂わされてはいないと言います。
確かに、二人は、三喜人や五万理と違い、黒犬になった当初とあまり性格に変化が無い様子。
ここで藍二郎は、武田武士団の武士で、四郎に殺された武田尚虎の兄、信貴である事がサラッと明かされます。
そして、藍二郎と四郎は
『打倒一眞佐』という計画を企んでいました。
その計画に静六を引き入れたいのだと。
静六はびっくり。
藍二郎、大人しそうな顔して結構物騒な性格か??
四郎は何か、やりたい事があると言います。
そんな二人に、生きる意味を失くした静六は僅かに感化され、計画に乗ると言います。



黒犬達の事情がだいぶ明かされてきましたね。
五万理が元々はあんなに純真そうな可憐なお姫様だったとは。
そして狂った三喜人が四郎に心酔していたのは、“自斎”に置き換えていたからという描写もあり、恐ろしい。
そして、意外だったのが静六と藍二郎、四郎。
黒い心臓に狂わされていない三人。
打倒一眞佐というのも、まだまだ、真意は不明かな。
“大連鎖”にもまだ、隠された目的がある可能性あり?