VRAIN雑記

アニメ、漫画、ドラマ、映画の感想です。ネタバレが前提なので ご注意下さい。

ダイの大冒険 再アニメ化に思う事

ダイの大冒険の再アニメ化”
このニュースを知った時は驚きましたね。

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この作品が約30年前連載当時ジャンプを読んでいた、今30代~40代だろう男性にとって、“ダイ大”はまさに思い出の作品でしょうね。


今ではあまり見かけなくなりましたが、あの頃って小中学生の男子の中には必ず学校にジャンプを持ってくる子がいたんですよね。友達みんなで回し読みしたものです。
スマホもない、ネットもない当時、子供達にとっての漫画という娯楽は特別でした。
中でもやはり“ジャンプ”は強かったですね。

当時はとにかく、主人公のダイがかっこよくて好きでした。
でも大人になってから読むと
“ポップ”が好きになりましたね。

現代のアニメーション技術で、ダイのアバンストラッシュ、ポップのメドローアがどのように表現されるのか、非常にワクワクします。

当時のファンなら、ほとんどの方が視聴するだろうし、
これだけの昔の作品でありながら海外にも多くのファンがいる“ダイ大”、まずアニメ化は成功すると思います。

ネットの反応を見ると、声優総入れ替えだろう事に切ないと言う意見が上がっていますね。
分かります。当時のキャスティングはもう とにかくはまり役でしたからね。

私個人で気になるのは、現代の子供達の反応です。
とにかくこの“ダイの大冒険”という作品、当時ジャンプの掲げていた三本柱“努力、友情、勝利”をこれでもかと言うほど描かれていて、その胸が熱くなるようなキャラクターやストーリーが魅力なんですよ。

現代の作品って当のジャンプも含め、そういうテーマ性って ほぼ無いですからね。
だからこそ、何故今アニメ化するのか、疑問もあるんですよ。


“勇者が魔王を倒す大冒険をする”という王道作品自体もう
ほとんど無いですよね。
ファンタジーは全部“異世界系”や“ゲームの世界に入り込む系”と“ハーレム無双系”です。

現代のニーズの真逆をいく、“ダイ大”、
現代の子供達に どんなインパクトを持たらすのか
楽しみです。

マッシュルーMASHLE 1話感想

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マッシュルーMASHLE 1話感想です。


ギャグ…なのかな?

なんとも、面白い面白くないの以前に

ワンパンマンブラッククローバー劣化版ですね。

現役のヒット作品の劣化版というのは
かなり問題だと思うんですけどね。

魔法の世界をメタアンチしながら腕力で制するという
主人公ですけど
連載漫画として、読者の読みたい、見たいという
ニーズが 無いのではないでしょうか。

ネット上でも、酷評が多いですね。
絵に対して“手抜きすぎる”という、不快、怒りの声がほとんどでした。

アンデッドアンラック 1話感想

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ジャンプ新連載“アンデッドアンラック”1話感想です。

いやはやぁ…

厳しいでしょうね。
絵柄、内容ともに、現代の読者にウケるのか?これを面白いと感じて単行本を買ってくれる読者はいるのか?と疑問に思ってしまいました。
エネルギッシュでパワフル、大味なハイテンションな仕上がりになっていますが

現代の流行り)好みから考えると主人公がかっこよくない、ヒロインが可愛くない
んですよ。
デザインの方向性も特質したものは感じず、なんだか古くさい古典的な印象を受けました。


個人的には好きなんですけどね。
応援もしたい。
でも、ウケふるウケないという見方をすると厳しい印象が強いですね。

【切実】“遊戯王アニメ”というコンテンツに、このまま終わって欲しくないなぁ

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遊戯王VRAINSが放送終了してから、
まだ、3ヶ月か…
やはり、“遊戯王アニメ”がない期間というのは寂しいものです。
OCG界、デュエルリンクス界への販促的な大きな動きも現状ないですね。
唯一あったのが、新シリーズ“遊戯王sevens”のビジュアル解禁と4月スタートという発表です。
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このニュースに関しては、喜びよりもショックが大きかったですね。
本当に長い年月、遊戯王アニメを作り続けてくれた制作会社が変更になり、完全に若年層向けにシフトされた事で、
完全にオールドファンは見限られた、と私は感じてしまいました。

“リンク召喚”登場、ルールの大幅改定から続く負の連鎖、
これらが今後どうなっていくのか…
新アニメとラッシュデュエルに子供達が付くのか…
正直厳しい戦況は続くと個人的には思っています。



そして やはり、また、どんな形でもいいんです。
ぎゃろっぷ制作の“遊戯王アニメ”が観たいものです。

遊戯王VRAINS キャラ考察【鴻上了見/リボルバー】

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VRAINSで個人的に一番好きなキャラクターです。

また、作中 トップクラスの人気キャラクターだと思います。
彼の活躍はVRAINSを大いに盛り上げてくれました。
ミラフォや脱獄回等々のネタ的な部分も面白いですが、
一番多かった声は
リアルのビジュアルへの反響でしたね。
一期でリボルバーの素顔解禁回は
本当に衝撃でした。
攻撃的なデザインのリボルバーからは考えられない
真逆と言っていい程のデザインは
意外性もありましたが
何と言いますか、神秘的な美しさを感じました。
スターダストロードの輝きを放つ瞳って
スンゴイですね。

そして、リボルバーの使うデッキ“ヴァレットデッキ”は
VRAINSの中でも一番好きなんですよね。かっこいい!
ちなみに次に好きなのはゴーストガールの“オルターガイスト”です。

余談ですが1期初期の頃、リボルバーのリアルの姿は、
たまに映るシルエットから、黒髪、そして父親とアバター同様、金の瞳では?とファンの間で予想されていたんですよね。
また、彼の正体は実は、草薙さんの弟?説も囁かれていたんですよね。


【キャラクター造形、設定のディープさ】
イメージとしてまず思い付くのは
“罪”と“贖罪”です
父親の罪。父親を裏切った罪。父親を殺した罪。
友達をロスト事件に巻き込み地獄に落とした罪。
これに対となるテーマ、“救済”“救い”が遊作に有ったんだと思います。
本当に面白いライバル関係です。
また、“了見”という名前ですが
“了ーオワリ”を“見る者”と言う意味なんでしょうか。
こんなにも、様々な複雑で難解な要素が込められて、しかもそれらが見事に噛み合っているのが凄い。彼の魅力は
外見的な面だけではなく、この内面的な要素からも来ているんだと思っています。


【2期でのリボルバー
一番話題になったのが、アバターチェンジです。
アバターでの再登場シーン(1期に続いてまたもや主人公のピンチに颯爽と降臨)は視聴者の度肝を抜きました。
更にVRAINS初のシンクロ召喚シーンの演出がめちゃくちゃかっこいい!


あとは、お花畑です。
Aiちゃん曰く“超お花畑”です。
花畑で、自身も電子の花びらとなって散っていくシーンは、リボルバーファンには必見でしょう。


【3期…】
物語において、3期でのリボルバーは、主人公達のサポート的な立ち回りでした。
パンドールによるサポート、財前兄弟の護衛強化、
ソウルバーナーへのロスト事件からの解放デュエル、
遊作へ“フュリアス”を授け、Aiとの決着を委ねる。


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彼の結末については色々と思うところはありますが
一番はやはり
Playmakerとのラストデュエルで
彼の物語の結末を描いて欲しかった!
ですね。
遊作と、もっと話をして、デュエルをして
接して欲しかったですね。

遊戯王VRAINS キャラ考察【藤木遊作/Playmaker】

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遊戯王アニメシリーズ第6作品目 主人公
藤木遊作くん
初めて このキャラクターを見た時に思ったのは
Playmakerも含め
デザインの色彩、色の組み合わせが美しい
でしたね。
特に、髪の色、瞳の色の組合わせです。

遊戯王と言えば、独特な個性の抜きん出たデザインのキャラクターの宝庫です。
長いシリーズの中で、デザインに“新しさ”を感じたのには感動したものです。
VRAINSのキャラクターで個人的にデザインが好きなのは
遊作/Playmaker、了見/リボルバー
TWO TOPです。
次に好きなのはロボッピ(お掃除ロボット/人型)です。

【キャラクター性、性格について】
第一印象は 正直悪かったですね。
声をかけてきた、フレンドリーなクラスメート島くんに対し、3つの指摘を言い放つ姿は、上から目線で冷たい印象でした。
ですが、回を重ねる毎に、彼のデュエルを観ていく内に
クールさだけではなく、物凄い質量の熱さを持ったキャラクターなのだと、認識が変わっていきました。
ロスト事件、自分をすくい投げ支え続けてくれた“あいつ”、了見/リボルバーとの対決と決着
様々な複雑な要素が絡まり、がんじ絡めな人生だというのに、それでも立ち向かい活路を見出だしていく姿は最高に熱くてカッコ良かったです。
一期ラストデュエルである、VSリボルバー戦は
正にそれが最高潮にヒートしていました。
闘う理由、勝たなければいけない理由に
目前の敵であるリボルバー
友として救いたい!
という動機がまた熱いんですよね。

【2期での遊作くん】
1期は概ね好評だったVRAINS、2期に入ると
否定的な意見、非難の声が 散見されます。
Go鬼塚、そしてラスボスであるボーマンが厳しかったですね。
Playmakerとイマイチ噛み合わせも悪かった。
個人的にもデュエルが盛り上がらない感が強かったです。
1期ラスボスであったリボルバーが色んな意味で強すぎだった事を差し引いても。


そして、最も惜しむ点は
遊作くん、せっかく復讐から解放されたんだから
もっと、明るく、年齢に相応した子供らしさを
取り戻して欲しかった!
Aiや、せっかくリアルで交流もある了見と
もっと、砕けた関係性を作って欲しかった。
2期から登場の 尊くん、そして葵ちゃん、島くんも!
シリアスで重い作品に“笑い”や“温かみ”を生んで欲しかった。

【3期…】
VSリボルバーのデュエルが叶わなかった事は
非常に残念で悔しかった。
本来、遊作が決着つけるべきところを
全部ソウルバーナーに持ってかれちゃいましたからね。
了見との別れのシーンも
もうちょっとドラマチックに描いて欲しかった。
また、VSロボッピも本来ソウルバーナーではなく、遊作くんが ぶつかるべきだったと思っています。
ロボッピは闘う敵としてではなく、救いたい家族として遊作に奮闘して欲しかった。

そして、ラストデュエルである
VS Ai

やっぱり、倒す という悲劇のストーリーではなく
“救う”ストーリーが見たかった。
遊作、Ai、ロボッピ
彼らの救いが無い
希望の未来のサーキット描けてないじゃん
と言う結末は ショックでした。
ラストシーンでAiの生存?を仄めかしていましたが
色んな意味で、雑すぎる(泣)

なんらかの形で 藤木遊作くん というキャラクターは
その後の姿を見たいものです。

遊戯王VRAINS【最終回から1ヶ月…】

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遊戯王VRAINSが 2019年9月25日に最終回を終えて、
1ヶ月…

1ヶ月経った今でも、心残り、寂しさがありす。


早すぎる終わりに対する ショック、悔しさは相当でした。
打ち切り確定のニュースが流れた時、最終回当日なんかは
ネット、Twitterなんかを見ても、とにかく悲しみの声が多かったですね。
やっぱり皆、“遊戯王”が終わるなんて思っていなかった、
そして、VRAINSのファンは、3期に凄く期待し楽しみにしていたんですよ。



今までの集大成となるだろう3期が 話数削減、短縮を喰らった事が本当に残念でした。

物語の核であったキャラクター
遊作、了見、Ai
この三人の物語が とにかく描き切られなかったのが
悔しかったですね。

3期には、本当に期待していたんですよ。
Ai、ロボッピのユーモラスな描かれ方
イグニスターズの愛らしさ、パンドールの導入など
作品に今までにない表現の幅が生まれ、
その上で
キャラクター達がぶつかり合い、変化し
各々の物語に決着を着けていくんだろうな
と…



続編やスピンオフは ないのか…?
と願っていたんですが、もう望みは薄いかな。


振り替えると、スタートから 放送開始日延期や
総集編の異様な多さ、過去作品と違い、コミックス化無 等々、どうも制作サイド事情にあるだろう冷遇、苦しさを感じていました。
“リンク召喚と新マスタールール”導入によるOCGサイドの混乱。
トドメが放送局のアニメ枠大改革です。

遊戯王が“打ち切り”というニュースには 多くのファンが驚きましたね。
世界的人気(OCGはもちろん、アニメファンも多い)作品である“遊戯王”を終わらせる
って、そんなジャッジが有り得るのかと
とにかくショックでしたね。

また、最終回手前ギリギリまで公式から、一切アナウンスが無かった事もファンには辛い仕打ちでしたね。
3期が始まった事態で、ファンの間ではすでに
駆け足すぎるストーリー展開、内容、サウンドトラックの発売日が2ヶ月も延期する事から予想はされていたんですよね。


そして、最終回の内容で一番言われていたのが、
Ai復活のラストカットです。
続編がある前提なら分かるけど、続編が無いのだとしたら、ちょっと…いやかなり、やって欲しくなかったENDでしたね。
続編を無闇に期待させてしまう事、
そして今までの闘いはなんだったの?という
結構厳しい批判も出てましたね。

ああいうENDにするなら、Aiを救うENDにして欲しかったです。
パンドールを創れまでになった、リボルバーに協力を求めれぱ、“イグニス”を進化させる!というルートが叶う可能性が、あったんじゃあ
ないかなぁ…
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