3期 新キャラクターとして登場した
対イグニス用AI“パンドール”
登場当初は あのリボルバーが作ったAIという事にまず驚きました。
そして話が進むにつれ、そのキャラクター、性格にも意外性が出てきました。
愛嬌もあり“女性的な優しさ”まで感じるんですよね。
そんなパンドールも Aiとのデュエルを得て
迷いや葛藤が生まれてきました。
第112話“SOL社の凋落”より
リボルバーとパンドールの会話です。
「リボルバー様、次の私の役目は何でしょうか」
「お前の役目は終わった。闇のイグニスは お前を助けた」
「助けられたのでしょうか。私は結果的に助かっただけなのでは?」
「果たして そうかな…闇のイグニスは、お前に生きていて欲しかったのかもしれない。そうとも考えられる」
「…何故そんな事を」
「自分で考えてみてはどうだ」
「…大変 難しい問題ですね」
「思考を巡らす事、それが意思を持つ生命の最大の存在意義だ。それを楽しんでみろ」
「……」
会話はそこで終わり、その場を去っていくリボルバーを何も言わず見つめ続けるパンドール。
このシーンの二人の会話の内容 なかなかに難解です。
リボルバーは意思を持つAIパンドールに対して
自由意思、計算や理屈では説明できない感情について
考えさせ、学ばせようとしている
そう思えました。
リボルバーは一体、パンドールに何を求めているのでしょうか。
単なる“対イグニス用のAI”とは もう言い切れなくなってきました。
パンドールには “悩み”が生まれてきました。
そして真意が図りかねるリボルバー
VRAINSの根幹にある ディープな部分なんですよね。
今後が非常に気になるペアです。