この感想にはラストまでのネタバレが
ガンガンあるので ご注意ください。
ターミネーターの生みの親であるジェイムズ・キャメロン監督という事、あの不朽の名作ターミネーター2の正当続編。
この作品の発表を聞いた時は本当に驚きましたね。
観たい!と思う気持ちと同じか それ以上に
不安を感じました。
“ターミネーター”という作品は“2”で完璧なエンディングを観たからです。
“2”以降 多くの続編が創られてましてが、ファンから常に賛否が別れてきました。
キャメロン監督自身がターミネーターは2で完結していると言っていました。その監督が続編を創った意味は何なのか。
前置きが長くなりましたが、
ごちゃごちゃ考えてないで いいから映画を楽しもうぜ!精神で本編感想です。
楽しめませんでした。
まず冒頭で、ジョン・コナーが アッッサリ
殺されました。
その場にサラがいたにも関わらずです。
一番やっちゃいけない選択肢を何故に選ぶんでしょう。
これって、目的を目指すための全ての行動は無駄
だという定義になるじゃないですか。
“ターミネーター”は闘う勇気と愛を持って絶望の未来を変えるという、核たる普遍的なテーマを貫いて
あそこまでの感動が生まれたんだと考えています。
それでも途中までは真剣に観ていたんですよ。
でも、まったくターミネーターを感じないシュワちゃんの登場で 極限まで萎えました。
ジョンを殺してターミネーターで 感動なんて出来ません。