VRAIN雑記

アニメ、漫画、ドラマ、映画の感想です。ネタバレが前提なので ご注意下さい。

遊戯王VRAINS 81話感想【たどり着いた頂き】

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正直、2期の鬼塚は振る舞いも言動もデュエルも
観ていて ちっとも面白くない…と言うよりも
“不快感”すら感じてしまいますね。
転落した人生の原因を全てPlaymakerに負けた事のせいにし
Playmakerを恨む姿を醜悪に描かれています。
1期では 男気溢れるファイトが けっこう好きだったし
好漢キャラとして共に闘ってくれると期待していたのに…。

闇堕ち展開って美味しく料理も出来るはずなのに
旨味なんて感じません。
視聴側が求めていない、楽しめない失策だったように思えます。


とことん、堕落してしまった鬼塚を見て
了見が 発した言葉が印象的でした。
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「時に執着心は人間を高める助けとのる
だが往々にして何かを狂わせてしまう…
私の父のように…」

言葉の内容が核心的という事もありますが
父親 鴻上博士の事を“狂っていた”と認識し
それを口にした事が衝撃でした。

父親を敬愛し信じ、肯定しながらも
この考えも抱いていたんですね。
以前(第11話)ではイグニスを生んだ父親の事を
“神の所業を成し得た”と賞賛していたリボルバー
思い出します。
Playmakerとの闘いを経て生まれた考えなのか
以前から抱いていたものかは分かりませんが。
…抱きながらも目を反らしていた というのが適切ですかね。