正直、2期の鬼塚は振る舞いも言動もデュエルも
観ていて ちっとも面白くない…と言うよりも
“不快感”すら感じてしまいますね。
転落した人生の原因を全てPlaymakerに負けた事のせいにし
Playmakerを恨む姿を醜悪に描かれています。
1期では 男気溢れるファイトが けっこう好きだったし
好漢キャラとして共に闘ってくれると期待していたのに…。
闇堕ち展開って美味しく料理も出来るはずなのに
旨味なんて感じません。
視聴側が求めていない、楽しめない失策だったように思えます。
とことん、堕落してしまった鬼塚を見て
了見が 発した言葉が印象的でした。
「時に執着心は人間を高める助けとのる
だが往々にして何かを狂わせてしまう…
私の父のように…」
言葉の内容が核心的という事もありますが
父親 鴻上博士の事を“狂っていた”と認識し
それを口にした事が衝撃でした。
父親を敬愛し信じ、肯定しながらも
この考えも抱いていたんですね。
以前(第11話)ではイグニスを生んだ父親の事を
“神の所業を成し得た”と賞賛していたリボルバーを
思い出します。
Playmakerとの闘いを経て生まれた考えなのか
以前から抱いていたものかは分かりませんが。
…抱きながらも目を反らしていた というのが適切ですかね。