相変わらず、視聴側では何も考える余地がない展開と謎解きですね。
そして やっぱりキャラクターの思考が さっぱり分からない。
考えや行動の元となるもの が何なのか観る側に見せなさすぎる。
“殺人劇”に関しても 愛も憎悪も描かれていないから、
もう正直な感想を言うと、何も感じないし興味も湧かない。
冒頭のオルガマリーの癇癪にも それが出ている。
彼女の過去も周りにどういう扱いを受けているかも知らないのにキレられても。
もうクライマックスだけど
どう 締めくくるんだろう。
相変わらず、視聴側では何も考える余地がない展開と謎解きですね。
そして やっぱりキャラクターの思考が さっぱり分からない。
考えや行動の元となるもの が何なのか観る側に見せなさすぎる。
“殺人劇”に関しても 愛も憎悪も描かれていないから、
もう正直な感想を言うと、何も感じないし興味も湧かない。
冒頭のオルガマリーの癇癪にも それが出ている。
彼女の過去も周りにどういう扱いを受けているかも知らないのにキレられても。
もうクライマックスだけど
どう 締めくくるんだろう。
蛭魅と お兄ちゃんが報われねえ…
檮杌(とうこつ)恐ろしい。
けっこうグチャグロ展開にヒエエエエ
そして 檮杌から“悪魔”という言葉が発せられた時の演出が
凄くいい!
“とある”は 天使に関係する話や天使と呼べる存在は今まで登場してきたけど
“悪魔”ご直接的に物語に登場した事は有りませんでした。
否応にも (・∀・)wktk!
“悪魔を自称する存在”が出てくるか…!?
と思ってたら
それはローゼンタール4代目当主の魂でした。
生前、残虐な所業から“悪魔”と呼ばれていたと…
(モノホンの悪魔じゃないのね)
その4代目野郎が 檮杌を唆して ここまでの反乱と暴走に至ってたんですね。
かなり 伏線なんて微塵もなかった新規キャラが黒幕でしたが、まあ そんな事はこの際いいです。
展開はクライマックスへ急転直下の超展開
“とある”の世界観のディープさ満載です。
(何がどうして 今どうなっているのか 状況がサッパリだけど)
遊戯王VRAINSのキャラクターの中でも非常に人気の高い
リボルバー/鴻上了見
考察を時系列順にまとめていきたいと思います。
【?年前】
【10年前:ロスト事件 ハノイプロジェクト】
父である鴻上聖によって、意思を持つAIを生む“ハノイプロジェクト”が立案、実行されます。
鴻上博士は、SOLテクノロジーの研究者でしたが、SOLには承認されず、プロジェクトはあくまで鴻上博士の独断の下、彼の率いる助手の3人とチームを率いて行われます。
この3人の助手が ハノイの三騎士 ファウスト(麻生)、バイラ(滝響子)、ゲノムです。
当初の博士の目的は間違いなく人類の未来の為のものでした。
6人の子供達を誘拐しVRでデュエルを強要させ
そのデュエルによる思考パターンをAIに観察、分析させる事によって意思を持つAIを創造しようと試みます。
このプロジェクトに 遊作が巻き込まれる きっかけとなったのが同時8歳だった了見との出会いです。
道角で偶然出会い、デュエルモンスターズが大好きという事で意気投合し
了見は遊作を自分の家にデッキを見に来ない?と誘います。
遊作が誘拐されたのが この後だったと遊作自身から語られましたが 細かな経緯は不明で本編でもこれ以上の描写は有りませんでした。
でも、二人のやり取りや表情を見る限り この時の了見には悪意は無かったと思います。
了見は実験が行われていた研究施設には足を頻繁に足を運んでいたようですね。鴻上博士の息子という事もあり研究所の深部まで踏み込んでいました。そこで子供達の悲鳴を耳にします。
プロジェクトの実験内容に関しては
当時の幼かった了見には全てを理解する事は出来ませんでした。父親に詳細を聞く事もできず、有意義な実験をしていると信じようとします。それでも子供達の悲鳴は了見の心を蝕んでいきます。
その子供達の中に 自分が友達になろうと家に誘った子がいる事に知り了見は声をかけます。
「3つの事を考えて。家に帰るための3つの事。生きるための3つの事。敵を倒すための3つの事
考えることで君はまだ生きられる」
この言葉が 何度も諦め挫けそうになった遊作を奮い立たせ生かす事になります。
そして 罪の意識に耐えられなくなった了見により
匿名で子供が誘拐、監禁されている事が通報され
事件は発覚し、遊作を含めた6人の子供達は救助されます。
そして この事件は“ロスト事件”と呼ばれるようになります。
【ロスト事件 発覚後】
事件が発覚した時、SOLテクノロジーは鴻上博士の開発した“イグニス”を独占する為に博士を監禁し、全てを隠蔽します。監禁は3年にも渡り その間もイグニスの開発は博士の手で進められます。
父親と引き離された了見は 自分のとった行動を激しく後悔しました。
【ロスト事件の子供 スペクター】
プロジェクト被験者であった子供達は解放され各々の在るべき場所へ戻ります。
でもその中に 既に閉鎖された研究施設に自らの意志で戻り其処に居続けようとする少年がいました。
了見は、それを知り少年の保護に向かいます。
そして少年は了見のそばに在る事を決意し“スペクター”と名乗り共に生きる道を選びます。
【7年前 父親との再開】
“イグニス”完成後、イグニスの創り出すデータマテリアル
はSOLに莫大な利益をもたらします。
その一方で鴻上博士は、イグニスと人間の今後を何十億というシミュレーションを行い見ようとし、その結果導きだされたのが“イグニスと人間の対立”
鴻上博士はSOLにイグニスの危険性を訴えるも
その後に鴻上博士は電脳ウィルスを打ち込まれ昏睡状態となり その状態のまま家に帰されます。
【ハノイ騎士とリボルバー】
SOLはこの時点で鴻上博士は死亡したと考えていましたが
了見(当時11歳)は諦めず、三騎士の助力を得、電脳ウィルスを除去し鴻上博士の脳をネットワーク上に再現する事に成功します。(かなり長い年月を用いたと思われますが正確な時系列は不明)
そして 父親から起きた全ての事を聞かされます。
“イグニスの抹殺”という父の意志を継ぐ事を決意します。
その為の“ハノイの騎士”の設立と
そのリーダー“リボルバー”が生まれたのもこの時ですね。
【5年前 リボルバー サイバース世界を襲撃】
第1話冒頭のシーンです。この時点で了見は13歳で
ハノイのリーダー“リボルバー”として行動をしています。
ようやくサイバース世界の場所を突き止め行き着くも
闇のイグニス IGN006によってサイバース世界は隠され、取り逃がしてしまいます。その後5年も追走が続きます。その間に闇のイグニスは自身のオリジンである藤木遊作と その助力になるだろう事件被害者を弟にもつ草薙翔一に干渉し サイバースデッキを与え ハノイに対抗する“復讐者 Playmaker”を誕生させます。
Aiは このデュエルの勝敗が どうなろうと
自身は消滅、死ぬ気だったんですね。
リボルバーの言う通り 意思を持ったAIなんて
誕生すべきではなかった のかもしれないとAiは言います
第116話でリボルバーが言った
「死んだ人達は消えたわけではない
先の場所に行っただけ…そう信じている」
この言葉も今のAiには大きな意味を成しているんだと思います。「それはAIにも言える事なのか?」と問いていましたからね。
“自身の死”が唯一、Aiの出した 前に進める道 なんでしょうか。
(だから…辛いって…)
そして
Aiの ホンとの最後の願いは
遊作と思いっきりデュエルがしたい
そして 最後は 遊作と一緒にいたかった
これがAiの本心でした。
もう このデュエル 観るのが辛い。
イグニスの仲間達のカードが揃った時の嬉しそうな顔や
ホントに楽しそうにPlaymakerとデュエルしている
Aiが もう観ていて色々と こみ上げてくる。
なんだか、おふざけな調子や物言いは
イグニス形態だった頃のAiと凄く重なりました。
(ボケ倒しているのは分かるけど…
この状況で笑えるくぁあああ!)
お茶らけている…と言うより なんだか、
無邪気な子供?のような印象を強く感じました。
改めて この青年の身体との不一致さを感じます。
リボルバー/鴻上了見 というキャラクターもそうでしたが
Aiというキャラクターは
複雑で アンビバレンスな思考を持っていますね。
なんとも難解な哲学に挑んだアニメですよ
VRAINSという作品は。
さあ、いよいよ最終回カウントダウンも残り 2話
次回タイトルは「壊れゆく自我」
…
不穏すぎよタイトル!なんなの この崩壊したDenCityは!?
しかもなんか ライトニング(邪悪の化身 諸悪の根元)が Aiと話をしている?シーンがあり…
Aiをこれ以上苦しめないでくれ制作サイドー!!
安直な言い方かもしれませんが、
ハッピーエンドを!
VRAINSのキャラクター達に与えてくれ!
希望を描くサーキットを見せてくれ!
妖怪人間の三人の中で
ベロ君は幼い子供という事もあり、
一番傷付きやすく、純粋なのかもしれません。
そんなベロ君に 今回のエピソードも 辛いものでした。
それでも なんだかんだで、ベロ君の側にいてくれる
友達の三人の存在が大きいですね。
子供だからこそ“友達”の存在は大きいものです。
残酷な展開や敵も目立ってきましたが
ダリル君も含めて 子供達が傷付いたり 死んでしまうような
ストーリーは避けて欲しいものです。